2014年1月6日月曜日

3事業所合同研修会

新年明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願い致します!


 今回は、昨年11月と12月に行った3事業所合同研修会についてご報告致します。らいふと同じくヘルパー事業を行っている大府市の「そら」さんと刈谷市の「くるくる」さんと「らいふ」の3事業所が集まり、年に数回の勉強会を行っています。今回で5年目の勉強会でした。
         
 ここ数年の研修会では、ABA(応用行動分析)やTEACCHなどの考え方を取り入れて、障害の理解や具体的な支援の方法について学ぶ研修が続いておりました。

 そこで今年度は、障がいのある人とどのように向き合うのか?支援者の役割とは何か?という支援者のメンタル面に焦点を当てたテーマを選び、支援の基本を振り返ろうということで、2回の研修を行いました。

 11月9日(土)に行った1回目の研修では、愛光園の元施設長であり現在当法人の理事である廣瀬治代氏に、これまでの様々な経験を交えて、想いのたくさんこもった貴重なお話をしていただきました。「どの人も自分の想いを持っている!支援者はその想いに共感し、社会につなげていくパイプ役である」という言葉は、とても心に残りました。支援者として、目の前のご利用者の声を聞きながら、その想いに寄り添い、共に楽しい人生を送れるように今後もお付き合いを続けていきたいです。

 また、12月7日(土)に開催した2回目の研修では、らいふを現在ご利用されているお子さんのお母様に来ていただき、ご家族の思いをお話していただきました。お子さんのこれまでの生い立ちをたどりながら、ご家族の感じてきた葛藤や不安、喜びなどを正直に語っていただきました。ありのままに本人を認めてくれる環境があることで、本人やご家族が安心できるということを、いろんなエピソードを通して感じることができました。

 今年度の2回の研修を通して、支援者として自分たちの役割を意識する良い機会になり、支援に対する想いも熱く強くなりました。さらに普段なかなかお話出来ない他事業所の支援者が集まり、それぞれの想いを語り合うことで、充実した研修会になりました。各地域でご活躍されている支援者の方々が学びあい、想いを共有しながら、それぞれの現場に出て行くことで、障がいのある人もない人も、ありのままに生きられる社会が広がっていく、そんな嬉しい気持ちになる研修会でした。